ENGLISH

教職員

宗林 留美(そうりん るみ)

宗林 留美 / Rumi Sohrin

海水中の成分と海水環境に生息している生物の関わりと、生物間での物質のやり取りに興味があります。海水中には、小さい有機物が大量に存在しています。その中には、海洋生物に利用されずに海水中に数千年間残り続けている化合物群があり、難分解性溶存有機物と呼ばれています。難分解性溶存有機物は、具体的な化合物として未だ特定されていません。難分解性溶存有機物は具体的にどんな化合物なのか、生物が有機物を分解できるか/できないかの違いは何で決まるのか、どの様な代謝過程で難分解性溶存有機物が作られるのかを知りたいと思って研究しています。
また、静岡大学は駿河湾に近いので、駿河湾の名産品であるサクラエビも調査しています。サクラエビの赤い色の正体はアスタキサンチンという抗酸化物質です。サクラエビはアスタキサンチンを完全合成できず、食物連鎖を通じて獲得、または元となるカロテノイドを調達します。サクラエビに至る食物連鎖におけるカロテノイドの変換過程を分析して、食物連鎖を抗酸化物質の伝達経路として再定義する研究を行っています。
科学的興味で始めたこれらの研究は、海洋の炭素隔離や、水産資源の保全とつながっています。

LANGUAGE
JAPANESE
ENGLISH