インフォメーション
【開催報告】ICGST2025
静岡大学、インド初開催となる国際会議を共同主催し、研究発表と国際交流を大きく前進
2025年11月17日〜18日の2日間、インド・NIPERモハリにて「International Conference on Green Science & Technology(ICGST-2025)」が開催され、静岡大学は本会議の共同主催機関として参加しました。その模様は現地メディアでも取り上げられるほど大盛況のうちに幕を閉じました!
👉 報道紹介(研究所サイト)
ICGSTは、グリーンサイエンスおよび持続可能な技術の発展を目的とする国際会議で、静岡大学が2021年に第1回をオンライン開催したことから始まったシリーズです。2023年の第2回(マレーシア・UTMクアラルンプール)に続く今回は、インドでの初開催となりました。
■ 多国の専門家が集い、SDGsに向けた最先端研究を議論
本会議には日本・マレーシア・インドネシア・オーストラリアなど、複数国から専門家や若手研究者が集い、基調講演、招待講演、口頭発表、ポスター発表などを通して、国際的な学術交流が活発に行われました。
会議では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関連する「グリーンエネルギー」「健康科学」「持続可能な生産プロセス」などが主要テーマとして取り上げられました。
■ 静岡大学からは教員2名・学生6名が参加し、研究発表と国際交流に貢献
本学からは、
〇間瀬 暢之 教授(工学領域・フェアリー分子研究コア)
〇鳴海 哲夫 教授(工学領域・分子化学研究コア)
〇修士学生2名(理学専攻・工学専攻)
〇博士学生4名(自然科学系教育部・光医工学研究科)
の計8名が参加し、口頭3件・ポスター5件の研究発表を行いました。
参加学生からのレポートより
●国際的視野の拡大
●他言語での説明力・質疑応答力の向上
●海外の研究文化に触れることで研究者像が具体化
●国際会議での発表準備の重要性(背景説明、質疑応答の準備)を実感
など高い教育効果が示されました。発表に対する外部評価も概ね良好で、国際会議の場でも研究の価値が十分伝わったことが確認されました。
交流面では、セッションや懇親会での研究議論に加え、文化的な交流も盛んに行われ、海外研究者とのネットワーク形成が促進されました。
■ 静岡大学とNIPERの強固な連携が実現した開催
今回のインド開催が実現した背景には、NIPERで博士号を取得した静岡大学関係者(現・NIPER教員)との長きにわたる強い信頼関係がありました。
■ おわりに
ICGST2025の共同主催および学生派遣は、研究発表力の強化、英語運用能力の向上、国際的視野の獲得など、多面的な教育効果をもたらしました。
次回UGM(マレーシア・ガジャマダ大学)での開催でも、こうした国際的成果をさらに高めるべく、事前準備や国際連携体制の強化に取り組んでまいります。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| NIPER・静岡大学の実行委員と | 静岡大学で研究歴もあるNIPER・Singh教授 | ICGSTの発展を伝える間瀬所長 | 発表をする鳴海教授 | 会場の様子 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 学生のポスター発表① | 学生のポスター発表② | NIPERの学生には寮でもお世話になりました | 初日の夜に開催された食事会 | Singh先生と静岡大学生 |










