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研究活動アウトリーチ

UniCReSS 2026.05.01

UniCReSS:第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました

UniCReSS:第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました 会場の様子
UniCReSS:第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました 開会のあいさつをする静岡県立大学渡辺先生
UniCReSS:第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました 東海大学のURAの研究支援と活動
UniCReSS:第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました ブレインストーミングの様子
UniCReSS:第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました 基調講演:川岸先生

2026年4月24日(金)、静岡県立大学 薬学部棟において、第7回静岡県大学研究連携シンポジウム「UniCReSS 2026」を開催しました。

UniCReSSは、静岡県内の大学が連携し、研究者・URA・学生等が分野や所属を越えて交流することで、新たな研究連携の可能性を広げることを目的としたシンポジウムです。第7回となる今回は、「ライフサイエンス・ヘルスケア」をテーマに、静岡大学、静岡県立大学、浜松医科大学、静岡理工科大学、東海大学静岡キャンパスの研究者等が集まりました。

当日は、教員・研究者、学生、企業関係者等を含む39名が参加し、会場には、県内大学の知と技術が交差する活気ある雰囲気が広がりました。

冒頭では、テーマ趣旨の説明に続き、各大学から5名の研究者によるテーマ関連研究発表が行われました。

静岡大学の佐藤浩平助教からは「ペプチド・タンパク質を自在につくるための合成法開発」、静岡県立大学の照喜名孝之講師からは「レオロジー解析の応用に基づく製剤設計と評価」、浜松医科大学の清水広介准教授からは「がんの診断治療を目的とした光ナノセラノスティクス開発研究」、東海大学の清水宗茂教授からは「マイクロプラスチックの体外排泄を目指した研究紹介」、静岡理工科大学の牧野育代教授からは「単細胞生物の生命進化と力学エネルギーの関係」について発表がありました。

ペプチド・タンパク質合成、製剤設計、がんの診断治療、マイクロプラスチック、生物進化と力学エネルギー。個々の研究テーマは多様でありながら、「生命」「健康」「環境」「材料」「計測」「社会実装」といったキーワードを通じて、互いに響き合う内容となりました。専門分野が異なるからこそ生まれる問いや視点があり、会場では、発表をきっかけにした活発な意見交換が行われました。

続くURAセッションでは、静岡大学研究戦略機構の牧野茂URAより「静岡大学のURAの研究支援と活動」、東海大学学長室の山田繁和URAより「東海大学のURAの研究支援と活動」について紹介がありました。研究者を支えるURAの役割や、大学における研究支援の取り組みが共有され、研究連携を実際に前へ進めていくための視点が示されました。

その後の研究マッチングでは、参加者がグループに分かれてブレインストーミングを行いました。発表された研究シーズを起点に、「この技術は別分野にも応用できるのではないか」「大学間で組み合わせることで新しい展開が見えるのではないか」といった議論が交わされました。短時間ながらも、今後の共同研究や研究相談につながる可能性が感じられる、UniCReSSらしい交流の時間となりました。

プログラムの最後には、静岡大学の河岸洋和特別栄誉教授による基調講演「キノコの生物活性に関する化学・科学」が行われました。身近な存在でありながら、未知の機能と可能性を秘めたキノコを題材に、天然物化学、生命科学、機能性研究の奥深さが紹介されました。長年の研究から生まれる知見と、そこから広がる科学の面白さに、参加者は大きな刺激を受けました。

今回のUniCReSS 2026は、単なる研究発表会にとどまらず、研究者、URA、学生、企業関係者が同じ場に集まり、研究の未来について語り合う機会となりました。異なる大学、異なる専門分野、異なる立場の参加者が出会うことで、ひとつの研究室やひとつの大学だけでは見えにくい新しい可能性が浮かび上がりました。

ライフサイエンス・ヘルスケアの領域では、化学、薬学、医学、工学、環境科学、情報科学、社会実装など、多様な知の連携がますます重要になっています。今回のシンポジウムは、そうした分野横断的な連携を静岡から育てていくための、力強い一歩となりました。

静岡大学グリーン科学技術研究所では、今後も県内大学との研究交流を推進し、分野や組織を越えた連携の機会を創出していきます。UniCReSS 2026で生まれた対話とつながりを大切にしながら、静岡発の新しい研究の芽を育て、地域と社会に貢献する研究連携をさらに発展させてまいります。

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